伊原 大策 (IHARA, Daisaku)

専門
中国語学
主な担当科目
本専攻: 異文化言語運用論(4)、異文化言語運用特論(4)
国際地域研究科:東アジア研究演習Ⅰ
人文学類:中国語文法演習
CEGLOC:中国語基礎
研究分野の紹介
 中国六朝~清代の白話系語彙や語法に関する歴史的研究を行っている。とりわけ使成複合動詞(いわゆる結果補語構造を持つ語)の起源を辿り、その発展過程を追跡することにより、現代語としては一見不合理な語構造の背後に合理的な文法機能が隠れた形で保持されていることを明らかにする。
研究業績
1) “洗澡”考、『中国語学』245
2) 結果補語構造「V見」の発生とその変遷、『日本中国学会報』53
3) 可能補語「来不及」の起源に関わる二つの「V不及」、『集刊東洋学』98
4) 旧漢語「旅行」の新漢語への再生について、『日本語日本文学』(臺湾) 35
5) 日治初期的臺語教本系譜、『編譯論叢』(臺湾国家教育研究院)
受験を希望される方へのメッセージ
 この分野を学ぶためには、中国語学に関する基礎知識の他に、古典を含めた中国文学史に関する基礎知識が必要です。
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