トップ > 専攻紹介 |
<現代>という時代は、われわれに、どのような<知>を求めているのか? われわれの生きている現代は、文化・言語・政治・経済など人間世界のあらゆる事象が、 既成枠のフロンティアを越え出てめまぐるしく変化しています。そのダイナミックな動きのなかで、 われわれはどのようにわれわれ自身のありようを見定め、同時に、他と共に生きる視点を得ることができるでしょうか。 「現代語・現代文化専攻」は、このような時代からの問いかけを真摯に受け止め、既成の学問枠に とらわれない自由な発想をもって、問題を掘り起こし、分析・検討し、あらたな<現代知>の創成をめざす、新しいタイプの専攻です。 この目的のため本専攻は、文化的諸現象への多様なアプローチ研究を行う「現代文化分野」と、 文化の根底をなす言語行為へのアプローチ研究を行う「言語情報分野」の、2つの分野をおいています。 いずれの分野も、従来の縦割り型の学問体系を離れた横断領域的な研究をとおして、皆さんが、時代のなかで問われる文化や 言語の問題を個々の自由な視点から直視し考察を深め、その結果得られた成果を、研究者としてまた高度専門職業人として世界に発信できるようになることをめざしています。 このため本専攻の教育体制は、次の諸点を特徴にしています。
|
Copyright© 2007 筑波大学大学院 人文社会科学研究科 現代語・現代文化専攻. All Rights reserved. |